06-06 夫婦会議: 目的意識・幸せ・PTA活動の本質的議論
日時: 2025-06-06 07:15:38
場所:[自宅]
参加者:[有希] [博晃]
Gemini秘書に要約してもらった文章
Gemini秘書による要点まとめ
人間は成長や幸福を求め続けるが、それは終わりがない欲求であり、具体的な行動(旅行や買い物など)は真の目的ではなく手段に過ぎない。この「目的」と「目標」の違いを理解し、人生の主目的を明確にすることが重要である。
- 目的: 達成するものではなく、「〜のために」「〜をしたい」といった抽象的な概念や感情。常に抽象的であるべきで、行動の根本的な理由となる。家族の笑顔や自己成長など、内発的な欲求がこれにあたる。
- 目標: 達成すべき具体的な数値や行動計画。目的を達成するための手段であり、達成することで「前進している」という感覚を得られる。
- 現代社会では、多くの人が目標(例:仕事での成果、PTA活動)をこなすことに終始し、その先に目的を見失っている。これにより、行動が「義務感」に基づくものとなり、虚無感や疲弊につながる。
- 真の幸福は、人間が作り出したものの中にはなく、自然との調和や、内発的な欲求に基づく行動によって得られる。
- AIなどの技術発展も、目的なく利用すれば単なる効率化に繋がり、本質的な幸福には寄与しない。
今後の展望
- 目的を明確にすることで、行動が「権利」となり、周りとの協調も生まれる。
- 小さな目標を達成していくことで、少しずつ目的へと近づき、見える世界や気持ちが変化していく。
- 「目的」という概念を理解し、自らの人生の主目的を追求することが、現代を生きる上で重要である。
音源:スタンドFM
人間の欲望には終わりがなく、感情的な欲望の追求では永続的な幸せは得られない。自然な暮らしや本質的な目的を持つことが幸せにつながる。
1. [博晃]:人間の欲望には上限がなく、感情的なものでゴールがないため、満たされることがない。
2. [有希]:発展や成長への欲求も感情的なものであり、目的ではなく、追い続けても不毛である。
3. [博晃]:幸せは感情的な欲望の追求では得られず、東京のような都市生活は楽しいが幸せではないと感じる。
- 東京に住んでいても疲弊するだけで、遊びに行くのは楽しいが暮らす場所ではない
4. [有希]:自然な農的な暮らし(農作物を育てて収穫し、湧き水を飲むなど)が人間にとって最も幸せであり、人間が作り出したものの中にそれ以上の幸せはない。
- 農作物を育てて収穫し、湧き水を飲む生活
5. [有希]:買い物や旅行は楽しいが、瞬間的な幸せであり、永続的な幸せではない。
2. 目的と手段(旅行や買い物など)の関係 00:01:22
旅行や買い物などの行動はあくまで手段であり、主目的(例:家族の笑顔)を明確にすることで、より持続的な幸せを得られる。
1. [博晃]:旅行や買い物は目的ではなく手段であり、家族が笑顔でいられる状態を維持することが主目的であるべき。
2. [博晃]:主目的が明確でないと、手段が目的化し、虚無感を埋めるために繰り返すことになる。現代人はお金を手段として使うしかなく、連鎖が続く。
- お金を稼いで旅行に行き、またお金を稼ぐという連鎖
3. [有希]:主目的を明確にすることが重要であり、手段にこだわるとお金がかかりすぎて続けられない。シンプルな楽しみ方の方が永続的な幸せにつながる。
- スイッチでゲーム、公園遊びなどお金をかけない楽しみ
3. 体験の価値と目的とのつながり 00:02:48
体験や旅行は目的とつながっている場合に価値があり、流行や他人の意見に流されず、自分の主目的に基づいて行動することが重要である。
1. [博晃]:旅行や体験は学びや経験として価値があり、特に子供の可能性を引き出すために重要である。
- サグラダファミリアを現地で見ることで、テレビで見るのと実体験の差を体感できる
2. [博晃]:芸術作品などは現地で実物を見ることでしか得られない価値があり、目的とつながっていれば行くべきだが、流行や他人の意見に惑わされてはいけない。
3. [有希]:大人になると目的論的に物事を捉える必要があり、そうでないと幸せにはなれない。
4. 目的と目標の違い00:08:05
目的は抽象的なものであり、目標は具体的に達成するもの。目的と目標を正しく区別し、目的を見失わずに目標を積み重ねていくことが重要である。
1. [博晃]:目的は抽象的で達成するものではなく、目標は具体的で達成するもの。目的を主に考え、目標は達成していくものと区別する必要がある。
2. [有希]:目的は抽象的な概念であり、目標は具体的な数値や行動計画として設定するのが分かりやすい。
3. [博晃]:目標を主目的にしてしまうと、達成した時点で終わってしまい、次にどうすればいいか分からなくなる。
4. [博晃]:山登りの例で、目的は山登りそのものであり、目標はどの山を登るかやその達成である。
5. [有希]:目標は実現可能な数値目標であり、変わってもよいが、達成しなくてはいけないもの。
6. [博晃]:大きな目的を持ち、小さな目標をクリアしていくことで前進を実感できる。
7. [有希]:目的と目標の違いを正しく理解している人は少なく、日本の小学校教育でも小さな目標ばかりが重視されている。
5. 目的と目標の違い、および教育現場や社会における目的意識の欠如
教育現場や社会全体で目的意識が欠如しており、多くの人が目標達成を義務感で行っている。目的に基づいた行動や内発的欲求の重要性が認識されていない現状が問題である。
1. [博晃]:多くの人が目的ではなく目標に従って行動しており、目的意識が欠如している
- 夢見る小学校や映画で描かれている内容
- 校長室や後続をなくすのは手段であり、目的ではない
- ヤギの飼育も目的ではなく、その先に得られるものを重視している
- 柵作りの例:最初は1本植えるのに3時間かかっていたが、2週間で全体が2時間でできるようになった
2. [有希]:目的は内発的欲求に基づくべきであり、目標は手段に過ぎない
- エマさんの小学校の映画での主張
- 営業利益の達成目標など、社会や会社でも目標しか知らない人が多い
3. [博晃]:考える力が奪われており、目標達成のためだけに行動する傾向が強い
- 三上先生の発言
- 目標を与えられて行動する体験しかない人が多い
4. [有希]:日本では8割以上の人が目標主義の中で生きており、目的意識を持つ人が少ない
- コロナ禍以降、価値観に沿った生き方をする人が増えているが、できない人との差が広がっている
6. PTA活動における目的意識の欠如とその問題点
PTA活動は目的が不明確で、義務感や目標達成のみが重視されているため、活動の意義や意味が問われている。目的意識の共有が必要である。
1. [博晃]:PTA活動は目的がなく、目標や義務感だけで行われている
- PTAが必要なのかという問いが社会的に出てきている
- 三つのPTAをやってみても、なぜやるのか答えられる人がいない
- 引き継ぎもやったことだけが伝えられ、目的が共有されていない
2. [有希]:PTA活動は義務感で行われており、目的がないため会話や議論が成立しない
- 何十回も同じ話をしているが、義務感でやっているだけ
- 目的は権利であり、やりたいことをやるべきだが、目標は義務感で達成すべきものと捉えられている
目的を持たない行動は成果や変化を生まず、空虚なものとなるため、明確な目的設定が不可欠である。
1. [博晃]:目的なく行動しても中身がなく、空虚な結果になる
2. [博晃]:目的がないと、ただやったことを報告するだけで意味がない
3. [有希]:目的がない行動はラットレースのように前進せず、同じ場所を回るだけになる
8. PTAや組織運営における危機感と目標設定の重要性
PTAや組織運営においても、目的や目標の明確化とその伝達が重要であり、小さな目標の達成を通じて目的意識を育てることが有効である。
### 次のステップ
- [ ] 親父の会はあと一年しか活動できないため、変化をみんなに伝え、来年以降も変化を続ける意思を示す。愛護感については来年以降も変えていく予定。
1. [博晃]:PTAは存続の危機感を持っているが、現場の教職員にはその認識が薄い
- PTA会長や校長、教頭と話す機会が増え、PTAがなくなる危機感を持っていることが分かった
- 一部の教職員は問題が起こっている認知すらなかった
2. [博晃]:目的や目標を履き違えると、義務感だけで動くことになり、前進できない
3. [博晃]:目的がなければ義務となり、目的があれば権利や前進の原動力となる
4. [博晃]:小さな目標を達成させることで、目的の重要性を伝えやすくなる
- キッチンやトイレ、クローゼットなど一箇所ずつ片付ける例
5. [有希]:行動指針を示し、小さな目標を一緒に達成することがサービス提供者の役割
個人の成長や成功には目的意識が不可欠であり、目的が明確でないと成長や前進が難しい。目的を持つことで行動の質が変わる。
1. [有希]:目的がある人は前進できるが、目的がない人は同じ場所を回るだけになる
2. [博晃]:素直な人でも目的がなければ騙されやすく、目的がある素直な人は成長できる
- 『人生のレベル論』や『幸せのための人生のレベル』という本を例示
3. [有希]:目的が明確でないと、表面的な手段や行動に終始し、前進できない
4. [有希]:目的があると逆算して行動できるようになるが、これはトレーニングが必要
目標は目的達成のための手段であり、目標自体が目的化しないよう注意が必要。目的意識を持つことで、目標達成の意義が明確になる。
1. [博晃]:目標は目的のために設定されるべきであり、目標のための目標になってはいけない
2. [有希]:目標達成だけを目的化すると不毛な効率化に陥る
3. [博晃]:実業家や経営者と労働者の違いは、前者が目的を持ち逆算して行動するのに対し、後者は目の前の目標をこなすことに終始しがちである
お金を得ること自体を目的にしてしまうと、どれだけ稼いでも本当の幸せには繋がらず、目的や目標を持つことが重要である。
1. [博晃]:お金を得ること自体が目的になってしまうと、幸せにはなれない。
- 「何億ってあっても幸せと思えないものは」
- ワンピースのフィルムゴールドの例
2. [有希]:お金に価値を置きすぎると、目的がなくなり虚無感が残る。
- 「金を集めたら、その先に何があるかっていうのがメッセージ性としてある」
現代の労働環境では孤独が生まれやすいが、夢や目標を共有することで助け合いの関係が築ける。
1. [博晃]:労働者は基本的に孤独であり、仕事を取り合う必要があるため助け合いが生まれにくい。
- 「労働者は基本孤独だから。仕事を取り合わなくちゃいけないから」
2. [博晃]:夢や目標を語ることで仲間が増え、助け合いが生まれる。
- 「語るんだよね。そしたらあ、それいいねって仲間が増えて、助け合って達成していく」
農業的な労働は他者や自然との協力が不可欠であり、そこに本質的な豊かさや幸せがあると考えられる。
1. [博晃]:農業は自然や他者の力を借りて成り立つものであり、一人ではできない。みんなの力があって初めて成果が生まれる。
- 「土の力、雨の力、風の力、太陽の力、虫の地の力、生き物たちの力も借りている」
- 「農業なんて、みんなのそういう力があって初めて成果物、野菜というものが完成」
2. [有希]:現代社会の仕事よりも農業的な労働に戻ることで幸せになれるのではないか。
AIや技術は目的を持って活用しなければ本質的な幸せには繋がらず、目的や目標が重要である。
1. [有希]:AIや技術の発展で効率化や時間短縮は進んだが、本質的な幸せからは乖離している。
- 「この直近の百年ぐらいで、やっぱあのAIの話をね、冒頭にしてたんだけど、すごく便利になって、うん、その効率化。うん、時間を短縮できる」
- 「それらを使ったとしても全く幸せにはなれなくて、むしろどんどんその、本質的に豊かな幸せな人たちと、どんどんその乖離してしまってる」
2. [博晃]:AIや道具は目的がなければ意味がなく、目的ありきで使うべきである。
- 「AIを使うっていうか、何のためにAIを使うって」
- 「目的ありきって。すべての道具を使うっていう観点まで続けないと」
> 会議で結論が出ていない、または明確なアクション項目が不足している課題は以下の通りです。ご留意ください。
> 1. 目的と目標の違いをスタッフや子供など関係者に分かりやすく伝えるための具体的な教育方法や仕組みが未検討であり、今後の整理・共有が必要です。
> 2. PTAや組織内で目的意識や危機感が十分に共有されていない現状があり、目的意識の浸透を図るための具体的な施策や伝達方法の検討が急務です。これを怠ると組織の存続リスクや非効率化が継続する恐れがあります。
> 3. 永続的な幸せを得るための自然な暮らしやシンプルな楽しみ方について、現代社会で実践可能な具体的方法や適用例が不足しており、更なる検討と具体化が必要です。
> 4. PTA活動の目的を明確化し、義務感だけでなく意義を持った活動に変えるための方策やアクションプランの策定が求められています。
> 5. 目的意識を持てない人への支援策や、目的設定・逆算思考のトレーニング方法の具体化が未着手であり、個人の成長支援の観点からも早急な対応が必要です。
幸福のための人間のレベル論 「気づいた」人から幸せになれる!